World Oceans Dayに海洋問題について考える

World Oceans Dayに海洋問題について考える

日本には世界に誇る美しい海があります。透き通るような青い海、色とりどりの魚たちが舞い、サンゴ礁が輝く美しい世界…。

しかし今、その美しい海の姿が失われつつあります。


海洋が直面している主な環境問題は多岐にわたりますが、世界海洋デーの今日は「海洋プラスチック汚染」についてRESELVESチームから皆さんにシェアしたいと思います。



海洋プラスチック汚染 とは

人間が生活する中で排出されたプラスチックごみが海に流入し、海洋環境を汚染する問題です。特に、マイクロプラスチック(5mm以下の微細なプラスチック片)は、生態系への影響が懸念されています。


【原因】

・陸上からのごみ(ポイ捨て、不法投棄、ごみ処理の不備など)

・漁網や漁具の放棄・流失

・船舶からのごみ投棄

・合成繊維の衣類洗濯排水、タイヤの摩耗、化粧品に含まれるマイクロビーズなど



【影響】

・海洋生物への影響

-誤食

海鳥、ウミガメ、魚類、海洋哺乳類などがプラスチックを餌と間違えて食べ、消化器系の損傷、栄養失調、窒息などで死に至ることがあります。

-絡まり

漁網やプラスチック製のひもなどに絡まり、身動きが取れなくなって死亡したり、傷ついたりします。

-有害物質の蓄積

プラスチックは環境中の有害化学物質を吸着しやすい性質があり、それを摂取した生物の体内に有害物質が蓄積される可能性があります。


・生態系への影響

食物連鎖を通じてプラスチックが広がり、生態系全体のバランスを崩す可能性があります。外来種や病原菌を運ぶ媒介となる懸念もあります。


・人体への影響

マイクロプラスチックを摂取した魚介類を人間が食べることで、体内にマイクロプラスチックが取り込まれる可能性があり、その健康への影響が研究されています。



【私たち個人にできること】

・マイバッグの持参

・マイボトルの利用

・マイカトラリー(箸・スプーン・フォーク)の携帯

・プラスチック製ストローの不使用

・過剰包装を避ける

・詰め替え製品の利用

・ラップの使用を減らす

・プラスチック製品の代替品を選ぶ



【RESELVESの取り組み】

・環境に配慮したマテリアル

-ECONYL®︎

漁業の網などの海洋プラスチックゴミを回収した再生糸から作られたイタリア製のナイロン生地。Ocean seriesの水着に使用。

-Repreve®︎

使用済みのペットボトルなどのリサイクルリサイクル素材から作られた繊維を使用したポリエステル生地。柄のプリント生地とリブ生地に使用。

-水を汚染しないデジタルプリント

柄のプリントにデジタルプリントを採用。水や化学薬品の使用量削減、廃棄ロスの低減、CO2排出量の削減といった点で、従来の捺染方法に比べて非常に環境負荷が低い方法です。

-生分解性・堆肥可能な梱包資材

環境中に半永久的に残るプラスチックゴミの問題の軽減に繋がることを信じ、コーンスターチを主原料とした梱包袋に水着を入れてお届けしています。

-カードやタグにはバイオマス紙を使用

地球温暖化対策や化石燃料の使用削減、廃棄物削減に貢献する環境配慮型の紙素材です。



【最後に】

未来に残していきたいこの青く美しい海。

海洋問題は大きな問題であり、1人の力で大きく変えられるものではありませんが1人のアクションが誰か他の人のアクションに繋がり世界中に優しさの輪が広がり、未来に繋がっていくことを願います。

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